7days

ミャンマーのはなし

あんまり頑張らないで、でもへこたれないで

9月から昨日までの3ヶ月間は怒涛だった。パアンにほとんどいなかった。 東京出張→台湾に家族旅行→ネピドー出張→日本一時帰国→ネピドー出張→ダッカ研修参加→ヤンゴン出張→ダウェイ事務所旅行。移動しっぱなし。 しかも、事業監査、事業報告書、新規事業申請…

久しぶりに風邪をひいた

久しぶりに風邪をひいた。 ネピドーへ往復16時間の車移動をした翌々日、ヤンゴンへ夜行バスで往復する出張はやはり無謀すぎた。ネピドーが思いのほか涼しかったにも関わらず、Tシャツ以外持ってくることを忘れ、激寒なバス環境により撃沈した。 海外での一人…

ミャンマー語検定M1に合格した!

ミャンマーに赴任してもう1年半経つのだけど、現地に住んでいようとも、業務は英語が主で、一向にミャンマー語が話せるようにならない。買い物やタクシーの交渉は何とかなっても、ミャンマーにいてミャンマー語を話せないというのはコミュニケーションの壁に…

ミャンマー南部・イェへの旅 ②豪雨のカビャーワービーチ

イェではカビャーワービーチ(Ka Byar Wa)に行こうと決めていた。 もともと山梨県出身の僕は、海に馴染みがない。美しいビーチよりも、青々とした豊かな森の方に惹かれる。しかし、この写真を見たとき、不思議なグラデーションの海と、漁船の群れに妙に好奇…

ミャンマー南部・イェへの旅① アンダマン海を目指して

アンダマン海はその透き通った豊かな環境で世界に知られる。特にタイのプーケットやピピ諸島など最も観光地として知名度があるビーチリゾートだあろう。 Visit Andaman Sea from Phuket Thailand - Gets Ready そのアンダマン海はプーケットから北上したミャ…

ミャンマー・ヤンゴンとバガンを巡る旅 ④ヤンゴン編

最終日はヤンゴン観光。ダウンタウンを中心に盛りだくさんな1日に。ボータタウン・パヤーからボージョーアウンサンマーケットまで歩いてまわった。 ①ボータタウン・パヤー ヤンゴン川沿いに経つパヤー。金ピカ・キラキラ。入場料はひとり6,000チャット。高い…

ミャンマー・ヤンゴンとバガンを巡る旅 ③ポッパ山とバガンからのヤンゴンへ編

バガン2日目。午前中はポッパ山へ行き、午後はバガンを観光。夕方の便でヤンゴンへ向かった。 一昨日、空港から乗せてもらったタクシーに1日お願いする。料金はポッパ山観光で35,000チャット、半日バガン観光で20,000チャットだった。車も綺麗で、話しやすい…

ミャンマー・ヤンゴンとバガンを巡る旅 ②バガン編

バガン2日目は、日の出を見るために朝4:30に起床した。日の出時刻は5:45。 ホテルで自転車を借りて、日の出で有名なシュエサンドー・パヤーへ向かう。宿泊先のバガン・ティリピセヤ・サンクチュアリ・リゾートからは平坦な道を進み、15分ほどで着く。 まだ…

ミャンマー・ヤンゴンとバガンを巡る旅 ①ヤンゴンからバガンへ編

8月2日〜5日から4日間、両親のミャンマー訪問に合わせ一緒にヤンゴンとバガンを旅行してきた。 何だかんだで両親と最後に海外に行ったのは小学3年生の頃だから、ほぼ20年ぶりだ。両親にとっては初の東南アジア旅行で、僕とっても何年かぶりの同行者ありの旅…

ミャンマーでデング熱にかかった

ミャンマー・パアンでは、雨季はデング熱の季節である。 以前は子どもがよくかかる病気と考えられていたようだが、今ではどんな年代でもかかるようになったと聞く。 つい先日、27歳になった僕もデング熱にかかってしまった。おそらく人生で2回目。おそらくと…

パアンからタトン経由で、チャイティーヨーへ行く列車旅

先日、ミャンマーのカレン州パアンから、ゴールデンロックで有名なチャイティーヨーへ行ってきた。ミャンマーの国鉄にも乗ってみたかったので、モン州のタトン経由で列車に乗り継いで行ってきた。 移動ルートはパアン⇒タトン⇒チャイトー⇒キンプン⇒チャイティ…

ヤンゴンの新しいバス路線YBSに乗ってみた

2017年1月16日、ヤンゴンのバス路線が一新されて、Yangon Bus Service(YBS)という新しい仕組みに変更された。 これまで運用されていた約300路線は61路線に縮小され、バスの台数は7,800台から3,700台へと削減。以前は郊外から市街地へ1本で行けたが、市街地…

モン州モーラミャインと魅力的な写真を撮る条件

ミャンマーに赴任してからよく写真を撮るようになった。 この国には多くの魅力が溢れている。そう気付き、ここでの日常を撮影し始めたのがきっかけだった。 ただ、納得いく写真をなかなか撮れない。カメラの技術は素人だし、撮影者としても新米だ。どうすれ…

カレン新年のお祭りに行ってきた

ミャンマーでは4月が正月で、12月31日も1月1日も平日だが、12月29日はカレン民族の新年で祝日だった。カレン州の州都パアンでも人々がカレンの旗を軒先にかかげ、新年をお祝いをする。 新年当日、まだ外が真っ暗な5時半に家を出て、Karen Student Centerでの…

ミャンマーのパアンからタイのメーソートへ

先日、ミャンマーのパアンからタイのメーソートまで行ってきた。 タイのからミャンマーのミャワディへ来る人は多いが、ミャンマーからメーソートへ行く人は少ないので紹介。 パアンからミャワディへ ミャンマーのパアンからは国境の街ミャワディまで約3時間…

ミャンマーの田舎と暮らし

美しい田園地帯と穏やかな暮らし。カレン州での民族紛争の印象とはまったく異なる風景が村には残る。 カレン州パアンから車で20分ほど、コカタンカーという村に行ってきた。見渡すかぎり田んぼと畑。朝もやがきれいだ。乾季が始まったこの時期は、みな焚き火…

60年続くカレン民族の戦い

ランボー/最後の戦場は、カレン人とビルマ軍との戦いだ。クリスチャンのアメリカ人NGOが、ビルマ軍により民族浄化(とも言われている)にあうカレン人へに行くところから物語は始まる。この映画で描かれるのは、ビルマ軍による虐殺やレイプ、戦争のむごさと…

ミャンマー・カレン民族のドンダンスを観に行った

11月7日は第61回目のKayin State Dayだった。この日に合わせて、州都のパアンでは、カレン州祭りが開催。数え切れないほどの露天が並び、ミャンマーボクシングや花火などが5日間にわたって行われる。老若男女、驚くほど多くの人が集まり、騒ぐ。 期間中、カ…

アイス売りのおじさんと誇り

なぜ自分自身に誇りを持つ人はかっこいいのだろう。 ある日、アイス売りのおじさんに出会った。なんだかおもしろい帽子をかぶっていて、たくさんの子どもたちに囲まれていた。無性におじさんを撮りたくなった。 写真を撮らせてと言うと、おじさんは自転車の…

満月とパゴダとダディンジュー祭

ミャンマーでは満月の日は特別だ。 先週、日曜日はダディンジュー祭(Thadingyut)だった。光の祭とも呼ばれるこの満月の日に、仏教徒はみな、パゴタへお祈りに行き、ろうそくや灯籠を灯す。たくさんの灯りに照らされる風景はとても幻想的だ。 田舎街のパア…

モヒンガーと民主化

モヒンガー。初めて名前を聞いたときはどんな料理が出てくるのか、まったく想像もできなかった。でも一口食べたら、意外と美味しい。魚の出汁がしっかり出ていて、カレー風味の味も日本人に馴染みやすい。そうめんに似た米麺ももちっとしていて美味しい。 す…

ある日のパアン

ミャンマー、カレン州、パアン。カメラを持ってふらふら散策。面白いものが色々ころがってそうだ。 パアン名物のズウェガビン山(Zwegabin)。独特な形をした山の頂にはパゴダがあり、夜には明かりが見える。雨季が明けたら登りに行こう。 パアン市内にある…

雨と雷と停電

雨季のミャンマー。 今日は久しぶりに気持よく晴れたので、街で一番大きな市場に買い物に行く。市場に向かって歩いていると、小さな屋台で美味しそうなものを発見。1つ100チャット。 包み紙に数式が書かれている。屋台のおばちゃんの子どもが勉強した後なの…

CBR - Community Based Rehabilitation

ミャンマーに赴任してはや1週間と4日。先週は日本から専門家がいらっしゃり、CBR - Community Based Rehabilitationの研修を現地スタッフと一緒に受けた。CBRとは既存の障がい者支援が1対1で行われていたことに対して、孤立しがちな障がい者同士やコミュニテ…

ミャンマーに赴任した

トルコから帰国してはや1ヶ月。ミャンマーへ赴任が決まり、バタバタとカレン州パアンにやって来た。パアンはヤンゴンからバスで6時間、カレン州の州都だ。事務所はダウンタウンから少し離れたところにある。 不思議とパアンの風景に懐かしさを覚える。なぜだ…