7days

仕事のはなし

ふつふつと不安と不満

東京本部で、事業部長にひたすら”いかに仕事ができないか”責められる。周りにいる他の職員は誰も助けてくれず、自分のマネージャーからも早く辞めろよと無言のプレッシャーをかけられる。耐えきれなくなって退職届を出し、ひとり寂しく事務所を出ていく。 本…

あんまり頑張らないで、でもへこたれないで

9月から昨日までの3ヶ月間は怒涛だった。パアンにほとんどいなかった。 東京出張→台湾に家族旅行→ネピドー出張→日本一時帰国→ネピドー出張→ダッカ研修参加→ヤンゴン出張→ダウェイ事務所旅行。移動しっぱなし。 しかも、事業監査、事業報告書、新規事業申請…

久しぶりに風邪をひいた

久しぶりに風邪をひいた。 ネピドーへ往復16時間の車移動をした翌々日、ヤンゴンへ夜行バスで往復する出張はやはり無謀すぎた。ネピドーが思いのほか涼しかったにも関わらず、Tシャツ以外持ってくることを忘れ、激寒なバス環境により撃沈した。 海外での一人…

マネジメントマネジメントマネジメント

ここ2ヶ月くらい、元気だしては落ち込んでの繰り返し。 だいぶ気持ちが滅入ったこで、仕事も億劫になり、生活やら人間関係やらもこじれてきた。お盆休みにバンコクでリフレッシュできたのも束の間、もう翌日にはそんな気持ちも吹き飛んだ。 もともと落ち込み…

自分のできる範囲で

気が付けば前回の更新からもう4ヶ月も過ぎてしまった。いくら海外にいると言えども、もう2年同じ場所で働いていると非日常が日常になり、変化のない日々のように感じてくる。 実際には色んな出来事が重なり、慌ただしい日々だった。だが、それも日常の一部と…

できることをやる。

先日、こんな話を聞いた。 ある時、とある神父さんが海岸を歩いていると、大量のクラゲが打ち上げられていることを見つけた。大変だと驚いた神父さんは急いで海に返そうとする。でもあまりの数にひとりではどうしようもできない。どうにか3匹だけ救えた神父…

「僕と同じだね」

今週のお題「私のタラレバ」 もし人生に自分に対する選択と他人に対する選択があるならば、他人に対する選択で「もし、ああしていたら」「あのとき、あっちを選んでいれば」なんて毎日後悔しっぱなしだ。 「僕と同じだね」 先日、障がい者への聞き取り調査で…

Community Based Rehabilitationの評価手法

Community Based Rehabilitation(地域に根ざしたリハビリテーション)は、障がい者個人を対象とした専門的支援を提供するのではなく、限られた地域資源を活用しながら、障がいのあるなしに関わらず、均等な機会を得られる、障がい者を含めた社会的包摂を実…

言葉は物事を現実にする

日本は大晦日というのに、30度を超える日中の暑さがそう感じさせない。しかもミャンマーの新年は4月であるから、年末年始休みもなく、余計に毎月と変わらない感覚になる。 しかし、2016年を振り返ってみれば、本当に多くの変化を越えた年だった。大学卒業後…

Building a Better Response(BBR)オンライントレーニング

パアンのように首都から離れた場所だと、なかなか研修に参加する機会がない。嬉しいことに、オンラインで研修を受けられるコースがどんどん増えてきた。そこでさっそくBuilding a Better Response(BBR)のオンラインコースを受講した。 Building a Better R…

CBR - Community Based Rehabilitation

ミャンマーに赴任してはや1週間と4日。先週は日本から専門家がいらっしゃり、CBR - Community Based Rehabilitationの研修を現地スタッフと一緒に受けた。CBRとは既存の障がい者支援が1対1で行われていたことに対して、孤立しがちな障がい者同士やコミュニテ…

はじまり

昨日、ミャンマーに赴任した - 7daysというエントリを書きながら、フィリピンのマタグオブを思い出していた。国際協力という仕事に関わろうと決意した村だ。奇遇にもNGOの職員としての最初の赴任地がマタグオブに似ていて、自分の原点へ連れ戻してくれる。 …

何もしない時間が怖い

高校や大学の友人を見ると、本当によく働いている。それは必ずしも労働時間が長いという意味ではないが、彼らは”本気で”働いている。 前職ではそんな友人たちに対して、なんとなく引け目を感じていた。なぜだろう。朝から晩まで働いていたし、何もない状態か…

転職先での研修が始まった

前回の更新からもう2週間が経ってしまった。 3月末に7年過ごした福岡を離れ、一旦実家に戻ったあと、東京に来た。退職後、一息ついてから新天地での仕事始めと考えていたのも甘く、勤務開始前日まで残務整理に追われていた。引っ越しも福岡での挨拶まわりも…

評価のおしり[第13話]

フミコフミオさんが評価し終えることの重要性を書かれていた。仕事での評価の必要性と、自己評価の難しさの話。「評価し終えること」の重要性について。 - Everything you've ever Dreamedまったく話は異なるかもしれないが、NPOで分野でも評価はここ最近の…

第10話:転職先が決まった

こんにちは。 そうそう、今年4月からの転職先がようやく決まった。転職活動を始めてから1ヶ月間経った2月上旬に、2つのNPOの内定と、1つの書類審査通過をもらう。散々迷って、東京を本部とする、国内では大手国際協力NGOに行くことに決めた。と言っても、ま…

第9話:運動とは事務なり

こんばんは。 運動とは事務なり。 NPOに関わる人なら、一度は耳にしたことがあるはずだ。女性参政権獲得運動をはじめ、戦前から戦後にかけて、第一線で市民運動を進められた市川房江さんの言葉である。一見華やかな事業も、それを支えるのは事務である。事務…

第8話:人材育成プログラム見本市に参加してきた

こんばんは。 昨日は環境保全活動のリーダー育成を支援するJCVN(Japan Conservation Volunteers Network:日本環境保全ボランティアネットワーク)の「リーダーミーティング2016 「人材育成プログラム見本市」~環境保全NPOの事例をもとに~」に参加して来…

第7話:新卒でNPOという選択

こんばんは。 今年で社会人3年目がもう終わる。大学3年生の頃にインターンをしたNPOで、大学4年から働き始め、卒業と同時に常勤職員になった。卒業当時は僕と代表だけの小さなNPOで、すべてをいちから作らねばならなかったし、研修はもちろんないし、自分で…

第6話:社会人3年目で学んだ仕事の進め方

こんばんは。 いまだに自己嫌悪から抜け出せない夜12時。なんであんなこと言ってしまったんだー!どんな偉そうな立場なんだー!というもの。文章を書いていると気が紛れるので、とにかく書こう。 さて、今年で社会人3年目が終わる。新卒から働き始めたのは、…

第5話:自己中は直せるのか

こんばんは。 なんでそんなこと言ったんだ!とか、なんでこんなことをしてしまったんだ!と必ず毎日ひとつはあり、毎晩自己嫌悪にいたる。そんな真っ最中。 こんなエントリを読んだ。 仕事で要領がよい人は、「効率的コミュニケーションで、情報を正しく効果…

第4話:瞑想

こんばんは。 僕はスピリチュアル系が好きではない。決して運命とか巡り合わせとか信じないわけではないが、どうしようもない現実を受容できず、何か正しいものに逃げているように感じるからだ。白と黒、正義と悪なんてそんなにきっちり境界では分けられない…

第3話:マインドフルネス

こんにちは。 ここ2週間で5回くらい面接を受けているけど、とにかく凹む。これまでの4年間、何をやってきたんだろうと凹む。相手の求めている関心に答えられないし、求められている人材にもほど遠いことに凹む。 ただ、これが現実であるし、自分以上の自分に…

第2話:NPOでの転職のための準備法

こんばんは。 昨日のエントリでは「準備をしていてもキリがないから」と書いたけれど、転職活動を進めるにあたって、はやりしておくべきだったと思うことがいくつかある。どんなに忙しい仕事でも大変な仕事でも、日々の業務に励むだけでは得られないこともあ…

第1話:言葉にすること

こんばんは。 NPOで働くなかで感じること、思ったことを綴るためにブログを始めようと思う。 そんな初日は転職のはなし。 大学卒業後、設立時からインターンをし、非常勤職員として携わっていたNPOで働き始める。当時は職員が3名、現在は4名の小さな団体。給…