【飛行機編】猫をカンボジアから日本へ連れて行く
猫をカンボジアから日本へ連れて行く際に、やはりいちばん心配なことはカンボジアから日本までの飛行機移動です。調べる限りでは移動中に起こりうる事故は、①貨物室に預けた場合に貨物室の環境が適切に管理されずに亡くなる、②空港で飛行機への積み込み・下ろす際に屋外に置かれ、暑さで熱中症や寒さで凍死する、③空港や飛行機内で逃走することがあるようです。
航空会社は基本的にIATA(国際航空運送協会)によるガイドラインに則りペットの輸送を担わないといけません。例えば、最後に貨物室に載せることや、クレートの規定などが詳しく決まっています。しかし、実際にガイドラインを運用するのは人間であり、はやりヒューマンエラーで事故が発生しているのです。
僕はこちらのPet Flight Safery Checklistを参考に飛行機に乗る準備を進めていきました。
掲載日:2020年7月27日
最終更新日:2020年7月27日
目次
航空会社
どの航空会社にするか悩むものです。カンボジアから日本ですと、アシアナ航空やベトナム航空であれば、1人1匹機内持ち込みができるのですが、直行便を運行しているANAではすべて預け入れとなってしまいます。
いろんな方々の情報を読むに、①直行便であること、②最短のルートであること、③預け入れより機内持ち込みであること、④過去に発生した事故や対応が良いかなどが航空会社を選ぶポイントになりそうです。冒頭で書いたように事故が起こりうるケースのほとんどは飼い主の手を離れている場合ですから、機内持ち込みができることが大切になってきます。
僕の場合は1人で2匹を連れて帰る必要があるため、2匹とも機内持ち込みをすることができません。すると可能なかぎり移動時間を短くし、乗り継ぎがない方がよいと考え、ANAの直行便を考えていました。
ところが、新型コロナの影響により、ANAの直行便が運休になってしまったのです。いまのところ、再開の目処がたっていないことから難しい見込みです。現在、日本へ運行している航空会社は、アシアナ航空や大韓航空、中華航空のみでして、もっとも移動時間が少なく、他の方の口コミで評価が高いアシアナ航空が第一候補です。
アシアナ航空の場合、1匹のみ機内持ち込みが可能で、1人最大3匹まで預け入れができます。つまり①1匹は機内持ち込みでもう1匹は預け入れ、②2匹とも預け入れという選択があります。可能なかぎり事故のリスクを減らすためには、1匹でも機内持ち込みが良いのですが、仲の良い2匹ですから一緒にいたほうが安心できるのかもしれないと悩んでいます。
事故のリスクを減らすために
①クレートの破損リスクを減らす
クレートの部品を入れ替えり結束バンドで固定をします。また、クレートに飼い主、猫、飛行機などの情報を貼付します。詳しくは【準備編】で書いています。
②航空会社のスタッフに念押しする
クレートを重ねたり、上下逆さまにしたりなど、取り扱いを注意してもらうように念押しします。
③機長に猫がいることを伝える
登場したらCAに機長へ貨物室に猫がいること、温度管理を気をつけてもらうことをリマインドしてもらいます。普段のフライトでは貨物室の温度管理まで意識的に行っている機長は少ないとのこと。
※②と③は当日行うことになりますので、実際に行った様子は後日追記します。
最後に
まだ飛行機も決まっていないため、また随時更新していきます。