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ミャンマー・ヤンゴンとバガンを巡る旅 ②バガン編

バガン2日目は、日の出を見るために朝4:30に起床した。日の出時刻は5:45。

ホテルで自転車を借りて、日の出で有名なシュエサンドー・パヤーへ向かう。宿泊先のバガン・ティリピセヤ・サンクチュアリ・リゾートからは平坦な道を進み、15分ほどで着く。

まだ朝5時ちょっと過ぎなのにすでに多くの人が日の出を待っている。最上階は諦めて、ひとつ下の段でゆっくりと拝むことに。

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少しずつ明けてくる朝とシルエットに浮かぶたくさんのパヤー。薄暗く青みがかかった空が一番美しい。しかし、いまは雨季。残念ながら雲がかかってしまい、日の出を拝むことはできなかった。

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ホテルに戻って朝食。エーヤワディー川を眺めながら、涼しい風が吹く中での朝食は最高だった。

そして、いよいよパヤー巡りへ。旅行代理店に手配してもらった専用車で、日本語ガイドのテイさんと回った。バガンには日本語ガイドは7人(たしか)いるらしく、彼はヤンゴンで1年間日本語を勉強したのち、3年前からガイドを始めたらしい。日本語はいまいちだが、人懐っこい性格で良いガイドさんだった。

この日は1日で11個のパヤー・寺院と、ニャウンウーのマーケット、漆塗り工房に行くという盛りだくさんだった。ひとつひとつガイドの話を含めながら紹介したいところだけど、なんせ数が多いので簡単に紹介。

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①ブレディ・パヤー

朝日で有名なブレディ・パヤー。残念ながら工事中で登れず、向かいの仏塔に登った。修復の資材はロープで手作業。こりゃ時間がかかる。

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②ニャウンウー・マーケット

ニャウンウーにある市場。観光客目当てのお店や売り子がいてちょっと面倒くさい。でもローカルな雰囲気を見られた(と言っても普段こんな感じのマーケットで食料を買っているんだけども)。

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③シュエズィーゴォン・パヤー

ニャウンウーにある金ピカパヤー。残念ながら上部は修復中で見られず。でも1枚500チャット払って金箔を貼れた。

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④ティーローミンロー寺院

重厚感のある立派な外観。壁画もレリーフもおもしろい。

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⑤タラバー門

昔の王宮を囲んでいた門。いまではわずかな城壁とこの門しか残っていないらしい。門にはナッ神を祀った仏像がある。バガンの人たちは新しく車を買った際はここに来て、交通安全を祈願するらしい。

アーナンダ寺院

最もバガンで美しいと言われる寺院。薄くピンク色がかった白色の姿は美しく、見とれてしまう。中には大きな仏像が4つあり、昔ふたつは火事で失われ、新しく作り直されている。古い仏像は離れてみると微笑んでいるように見える。

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⑦漆塗り工房

途中でガイドにつれてこられた漆塗りの工房。職人さんというと熟年の人を思い浮かべるが、若い職人ばかりだった。100年歴史があると言うけど、実際のところどうなんだろう?

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マヌーハ寺院

ビルマ人に戦いに敗れ捕らえられたモン人王様が作った。その怒りを込めて、仏像の表情は険しく、仏像は窮屈な場所に安置されている。

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⑨ナンパヤー寺院

阿修羅像の彫刻が描かれている。いかに仏教がインドからもたらされ、ミャンマーがインドから影響を受けてきたかよく分かる。

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⑩タビュニュ寺院

バガンで最も高い寺院。タイヤでできたゴミ箱がいたるところにあるんだが、どうもバガンの雰囲気とあっていない。

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⑪ダマヤンヂー寺院

父親と兄を殺して王になったナラトゥー王が、自分の行いを悔いて建てた。どすんと構えた建築は迫力がある。建築途中で彼は亡くなったが、誰も引き継いてくれず、未完成のままである。中にはふたつの仏像が鎮座しているが、ひとつは現世のもの、もうひとつは来世のものである。王は現世だけで悔いるのでは不十分として、来世での平安を祈ったらしい。

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⑫ブー・パヤー

ブーはひょうたんのことで、その形をしたパヤー。可愛らしい格好。エーヤワディー川沿いにあり、夕暮れ時の美しい景色が広がっていた。

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⑬シュエグージー寺院

夕日を見るために来た。登れる。残念ながら、雲が多く、綺麗な夕日は見られなかった。

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途中、もうどの寺院を見ているのかよく分からなくなってきてしまった。2,000あると言われるパヤー。その壮大さと歴史の深さを感じた1日だった。

夕食はサラバ―レストランで、ミャンマー風の中華料理を食べる。食べやすい味で美味しかった。

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③ ポッパ山とバガンからのヤンゴンへ編に続く・・。