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ミャンマー・ヤンゴンとバガンを巡る旅 ①ヤンゴンからバガンへ編

8月2日〜5日から4日間、両親のミャンマー訪問に合わせ一緒にヤンゴンバガンを旅行してきた。

何だかんだで両親と最後に海外に行ったのは小学3年生の頃だから、ほぼ20年ぶりだ。両親にとっては初の東南アジア旅行で、僕とっても何年かぶりの同行者ありの旅行。出発前はお互いに楽しみ以上に心配が上回る。

そんな両親とのミャンマー旅行の記録。

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初のバガン旅行

ミャンマーには魅力的な観光地が数多くある。世界三大仏教遺跡とも言われるバガンに、マンダレー、インレー湖など。しかし、何しろネックは移動時間だ。それぞれの観光地が離れているため、どれも観ようとするととにかく時間がかかってしまう。

今回、観光に使えるのは3日間半と限られていたため、ヤンゴンバガンのみに行くことにした。出張でヤンゴンはよく行くが、バガンは初めてだ。同じホテルに連泊できるようにヤンゴンバガン間の移動はどちらも夕方にして日程を組んだ。

8月2日:① ヤンゴンからバガンへ編
8月3日:② バガン編
8月4日:③ ポッパ山とバガンからのヤンゴンへ編
8月5日:④ ヤンゴン編
8月6日:帰国

ちなみにもう1日あればマンダレー、もう3日あればインレー湖も行けただろうなあ。ミャンマーを存分に楽しむならば、2週間は欲しいところ。

ヤンゴン

30分遅れで両親がヤンゴンに到着。バガンへの飛行機は15:30発なので、出発まで4時間ほどヤンゴンを観光した。

空港にはいくつか両替所があるけど、ターミナル2では出発ロビーにあるCB Bankのレートが一番良い。と言っても他の銀行と数チャットの違い。しかも街中の両替屋さんと為替レートは大して変わらないので、両替所に行く時間を考えれば、空港で両替してしまうのがおすすめ。誤魔化されることもないので安心。

11:00頃、インヤー湖近くのハッピーカフェ&ヌードルへお昼に向かう。綺麗な店内でミャンマーヌードルを満喫。

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ランチの後は、ヤンゴン空港から30分ほどの距離にあるスウェドー・ミャッ・パヤーに行く。このパヤーには仏陀の歯が収められており、パヤーの名前もそのまま聖歯のパゴダらしい。知名度はあまり高くないが、新しい建物で想像以上に立派な建物だった。

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パヤーに入って中央にあるガラスケースの中に仏陀の歯が入っている。

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その後、すぐとなりにあるナーガ洞窟パヤーへ。僧侶が修行する僧院を進むと奥まったところにある。

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洞窟と言うからには洞窟があるのかと期待が膨らんだが、すでに洞窟の入り口は閉じられているらしい。昔はその洞窟に入った後、入り口を閉め、飲まず食わずで修行をしていたようだ。

しっかし、ここが汚いのなんのって。犬の糞だらけ。ここを裸足で歩かねばならないことが苦行だ。

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 僧院内には修行する少女たちのお経を唱える声が響く。と思いきや、学校の教科書を音読しているらしい。身寄りがない子どもたちや、貧しくて育てられなくなった子どもを僧院に預けることがミャンマーではよくある。そうした少女たちが勉強しているらしかった。

ヤンゴン空港への道すがら、メーラム・パヤーに寄る。地球の歩き方に書かれている通り、まさに「仏教のテーマパーク」だった。他のパヤーでは見たことがない奇妙な仏像が数え切れないほどあって、不思議な空気感を醸し出していた。

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ミャンマー飛行機事情

再びヤンゴン空港に戻ってきた。バガンのニャウンウー空港へはカンボーザ航空のフライトで行く。良い時間のフライトがなくて、15:30発のヘッホー経由のニャウンウー行き。ヘッホーで15分ほど滞在して、すぐニャウンウーに向けて離陸する。

しっかし、ミャンマーの国内線は不便だ。特に雨季は便数が少なく、妙な時間帯にしかフライトがない。安全性が信頼できない航空会社もあるし、必ずリコンファームが必要など面倒くさいことも多い。

しかも外国人には外国人料金が適用される。ヤンゴンからバガンへたった1時間半のフライトなのにひとり100ドルもする。他の東南アジアの国じゃ、その半分もしない。金を持っている外国人から外貨を取ればいいという考えを改めなければ、この国への観光客は増えないだろうなと思ってしまう。

ともかくそういう事情から旅行代理店に任せたほうが安心でスムーズだ。おすすめの旅行代理店はさくら観光さん。対応もとても丁寧で、価格も良心的。今回の国内線フライトや、バガンでの専用車・ガイドの手配をお願いした。

さくら観光 | Sakura Kankou Travels & Tours Co., Ltd.

ヤンゴンからバガン

ヤンゴンからヘイホーまでは約1時間、ヘイホーからバガンまでは約30分。

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こんな短いフライトなのに機内食が2回も出た。そしてその機内食のお粗末具合に驚いてしまう。これだったら無理して出さないでもいいんじゃないかなあ・・。

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これが2回目の機内食。サービスのクオリティは大手LCC以下。機内食なんか出さないでいいから料金安くしてくれないかなあ。

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17:30頃にニャウンウー空港に到着。田舎の空港らしく何にもない。ない。

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ニャウンウー空港からはホテルへはタクシーで移動。料金は固定制でホテルのあるオールドバガンまで7,000チャット。20分もかからずに着いてしまうことを考えると割高。途中で小さなお店に寄ってもらいビールやお菓子を調達する。

宿泊先は日系のバガン・ティリピセヤ・サンクチュアリ・リゾート(Bagan Thiripyitsaya Sanctuary Resort)。フロントとレストランに日本人のスタッフさんがいるらしい。アカシアが生い茂り、リスが走り回る庭が素敵。

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部屋はこじんまりとしていたが、清潔でゆっくりくつろげる。水回りの施設が老朽化していて水の流れが悪かった。まあ、価格を考えれば十分かな。

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バガン編に続く・・。