7days

マネジメントマネジメントマネジメント

ここ2ヶ月くらい、元気だしては落ち込んでの繰り返し。

だいぶ気持ちが滅入ったこで、仕事も億劫になり、生活やら人間関係やらもこじれてきた。お盆休みにバンコクでリフレッシュできたのも束の間、もう翌日にはそんな気持ちも吹き飛んだ。

もともと落ち込みやすく、起こったことをずるずると引きずる性格ではあるのだが、精神的な体力は人一倍ある方だ。いまの落ち込みも明日の朝になれば、半分くらいに消化できてしまう。ただ、ここ最近はその消化が間に合わないほどに毎日毎日問題が起こるのだ。

僕がこの状態であるならば、事務所のスタッフは余計に落ち込んでいるのではないかと思う。ましてや、これらの問題が事業そのものではなく、スタッフマネジメントというストレスが強い類のものであれば、そのしんどさはよく理解できる。

そうして信頼するスタッフが去っていくのはもうしんどくて仕方がないのだ。

 

何か問題が発生したとき、これまで僕は僕自身を変えることで対応してきた。例えば、コミュニケーションのズレがあるのであれば、自分自身のある方を自省し、より良い自分になろうとしてきた。他の人を言い訳にできないことはしんどいが、そうであるから、自分自身と向き合ってこれたと思うのだ。

でも、どうやら形だけでも事務所の責任者になって、そのあり方だけではどうやらダメなのかもしれないと思い始めてきた。

僕のあり方は一人ひとりが強く自省し、物事と自分ごととして向き合い、自分自身を変えていかねばならない。そうであるから、人を変えようとしたり、人が変わることを期待してはいけない。

 

ただ、もしマネジャーにいる立場の人間が、むしろ真反対の考え方を持ち、自分自身のマネジメント能力ではなく、スタッフに物事の理由を押し付けているとすれば、何が起こるだろうか。

そう考えてみると、僕はもっとスタッフ一人ひとりの成長に介入し、援助し、特に厳しく伝える必要があるのかもしれない。特にミャンマー人の多くがプライドが高く、転職率も高いならば、むしろ僕のあり方は極めて日本人的で、ミャンマー文化の中での問題解決には適していないのかもしれない。

ストレスで禿げそうだけど、やるべきことはもっとスタッフと話し、責任者として言うべきことは言うべきなのだろう。

マネジメントの経験が長い人にとって、こうした問題は大した出来事でもないのかもしれない。でも色んな物事が初めての自分ができることは、自分のあり方を変えながら、思う手段をひとつひとつ試していくしかない。

 

相変わらず、僕は人と働くことが下手くそだ。一人で働きたいとつくづく思う。それでもみんながうまく噛み合わさり、大きな目標に向かって動けたときに見られる景色は全然違うということを知っているから、そう簡単に割り切れないのだ。

よくよく考えると、そんな成功経験は数えてみれば片手で十分足りるし、つくづく僕はマネジメントやらリーダーシップという役割をこなせていない。

自分の団体やマネジャーから期待されているなんて感じたことはない。でも僕自身では自分のこともスタッフも事業も期待しているんだ。だから余計に凹むぜ。